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【社員旅行】社内イベント・社員旅行に関するデータいろいろ

産労総合研究所が2020年に発表した「2020年社内イベント・社員旅行等に関する調査」によると、社員旅行を含む社内イベントはほとんどの企業が開催している模様です。



業務関連行事をやっている企業は99.4%で、64.0%余暇のための行事を催行しています。



具体的な社内イベントで一番盛んなのは、業務関連行事では「入社式・新入社員歓迎会」が90.5%、「内定式」が71.6%となっています。



一方で、余暇・レクリエーション系の行事では、「社員旅行」が27.8%、「花見・BBQなど」が21.9%と上位に入っています。



新型コロナの影響で「忘年会・仕事納め・納会」の開催は控えめのようで、2019年の実施率は63.9%。


社員旅行も前回の調査(2014年)では36.9%だったのが、大幅に減って27.8%と9ポイントほど下落しています。




社員旅行をやる頻度については実施企業の半分以上(52.3%)が「毎年1回」の頻度で開催していると回答。



ただし、今回の調査は2020年1~3月のコロナ禍の時期も含まれているので、結果にはその影響がある可能性があります。



調査によれば、参加率を上げるための工夫としては、「行動内容の充実」(60.0%)、「事前アンケート」(47.5%)、「コースの多様化」(42.5%)など、旅行内容を充実させることが社員の要望に応える方法として多く挙げられているようです。



また、2019年にベースメントアップス株式会社が実施した社員旅行に対する意識調査によると、全体の58%の人が社員旅行は必要ないと回答。


過半数以上の人が社員旅行の必要性を感じていないことから、社内の人と休日を過ごしたくないと考える人、「会社の人と旅行へ行きたくない」、「そもそも旅行に行きたくない」と考えている人は少なくないようです。



社員旅行賛成派42%についても、そのうち4割程度の人が実際には福利厚生に取り入れられていない実態があり、実施企業の比率の少なさと較べるとまだ社員旅行を求める声はいくぶん多いといえますが、参加人数や予算などの条件から導入が難しいと考える企業が多いことも窺えます。




こちらのコラムでも何度か発信しているように、社員旅行には社内のコミュニケーション醸成や、モチベーションのアップなど様々な効果が期待でき、旧来の昭和的な慰安旅行だけでなく、チームビルディングなどそのコンテンツの選択肢も増えてきています。



今一度、社員旅行の是非について考えてみてはいかがでしょうか?



ご相談は団体旅行研究所 トラベル・オーダーまで是非どうぞ!



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